新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』は、美しい日本各地の風景と感動的なストーリーで多くの観客を魅了しました。
映画に登場する風景は、実在する場所をモデルにしており、多くのファンが「聖地巡礼」として訪れています。
本記事では、映画の名シーンを彩ったモデルとなった場所一覧とアクセス情報を3回に分けて詳しくご紹介します。
第1部:南日本編(九州・四国・関西)
① 宮崎県・日向灘周辺|すずめの故郷
物語の冒頭、すずめが暮らす静かな町は宮崎県・日向灘周辺がモデルとされています。
青く広がる海と自然豊かな景色が、すずめの穏やかな日常と冒険の始まりを象徴しています。
- アクセス:宮崎空港から車で約1時間。JR日豊本線・日向市駅下車。
- おすすめスポット:日向岬、馬ヶ背展望台、青島神社
② 愛媛県・松山市|千果との出会いの地
すずめが旅の途中で立ち寄る愛媛県・松山市は、千果という新たな友人と出会う重要な場所です。
道後温泉や松山城など、歴史ある街並みと温泉地の雰囲気が魅力的です。
- アクセス:松山空港からバスで約30分、JR松山駅へ。
- おすすめスポット:道後温泉本館、松山城、坊っちゃん列車
③ 兵庫県・神戸市|二ノ宮ルミとの出会い
神戸市は、すずめが二ノ宮ルミと出会う重要なシーンの舞台です。
港町ならではの異国情緒あふれる街並みと、美しい夜景が映画でも印象的に描かれています。
- アクセス:神戸空港から三宮駅までポートライナーで約20分。
- おすすめスポット:神戸ハーバーランド、南京町、北野異人館街
第2部:東京編(都市の風景と後ろ戸の舞台)
④ 東京都・御茶ノ水|草太の拠点
草太が大学生活を送る御茶ノ水周辺は、物語の中盤で重要な場面が描かれる場所です。
学生街ならではの活気と、神田川沿いの美しい景色が魅力的です。
- アクセス:JR中央線・御茶ノ水駅下車、徒歩すぐ。
- おすすめスポット:神田明神、湯島聖堂、聖橋からの眺め
⑤ 東京・新宿周辺|クライマックスの舞台
物語のクライマックスで描かれる新宿は、現代日本を象徴する場所として登場します。
高層ビル群の中に広がる「後ろ戸」の描写が迫力満点です。
- アクセス:JR新宿駅から徒歩圏内。
- おすすめスポット:東京都庁展望台、新宿中央公園、歌舞伎町
⑥ 東京スカイツリー周辺|空と地上を繋ぐ場所
東京スカイツリーは、すずめたちの冒険で「空と地上のつながり」を象徴する場所です。
夜景の美しさと、壮大な景色が心に残るシーンとなっています。
- アクセス:東武スカイツリーライン・とうきょうスカイツリー駅下車すぐ。
- おすすめスポット:東京ソラマチ、隅田川沿いの散策路
第3部:特別な場所と廃墟シーンのモデル地
⑦ 廃墟シーンのモデル地|忘れ去られた場所の記憶
すずめが後ろ戸を閉じるために訪れる廃墟は、過去の記憶と人々の思い出が刻まれた場所です。
これらの場所は、喪失と再生のテーマを象徴しています。
- モデル地の例:軍艦島(長崎県)、富岡町(福島県)、全国各地の廃校跡地
- 見どころ:かつての賑わいが感じられる建物や、自然との融合した風景
⑧ 北海道・登別温泉|旅の終着点
物語の最後にすずめが訪れる場所のモデルとして考えられるのが北海道・登別温泉です。
自然の雄大さと静寂が、すずめの心の変化を象徴する場所となっています。
- アクセス:新千歳空港から車で約1時間。
- おすすめスポット:地獄谷、大湯沼、登別温泉街
まとめ|すずめの旅を実際に体感しよう
『すずめの戸締まり』の聖地巡礼は、映画の感動を再発見する旅です。
すずめが歩んだ道、見た景色を訪れることで、作品への理解が深まり、新たな気づきを得られるでしょう。
ぜひ、すずめの足跡を辿る旅に出かけてみてください!
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